9月12日(水)、2012 Adobe Education Forumに出席しました。幼児よりむしろ大学生等に向けてのこれからの実践教育のあり方を考えるフォーラムでしたが、幼児期にも関係する話が多くでてきましたので、そのうちの少しを箇条書きでご紹介します。基調講演は、安西祐一郎氏(日本学術振興会理事長・慶應義塾学事顧問[前慶應義塾長])でした。
・国境を越えて地球規模で共有される知識の量が急速に拡大 → 自分の目標があれば、技術的には世界のトップレベルの人達と小学生でもアクセスできる時代になった
・・・重要なことは・・・
→ 自ら考え、行動し、文化的背景の違う人間と協力すること
→ 答えのない問題を問題として認識し、迅速かつ確実で合理的な意思決定のできるちから
→ お互いを理解し、世界に存在する諸問題を発見、解決するための、合理的、倫理的、開放的、臨機応変的コミュニケーションスキル
→ 学び続けることのできるちから(*単なる学力ではなく、学び続ける意志を含む)
→ ひとりでも多くの人を幸福にできる仕事を自分で得るちから
・・・そのために社会は、「ひとりひとりが生涯にわたって最良の教育が受けられる環境」を整備することが必要とのことです。
キートスガーデンでは諸活動を通じ、ひとりひとりを大切にする保育・教育を目指していきたいと思います。