2018年度から、日本の幼稚園では新しい教育要領による教育活動が始まります(保育園も新保育所保育指針に改正)。12月9日、岐阜県幼稚園教育研究協議会主催の研修会が開催され、説明がありました。講師は白梅学園大学の汐見稔幸先生でした。
現場が大きく変化するわけではありませんが、今回の改訂では、総則にて「世の中が変わっていく中で、何のために幼児教育を行なうのか」があらためて示されました。
幼児期には何を伸ばすべきか?新要領を解説しつつ、汐見先生は「豊かな愛情をもって、人との関り(人の間を生きる『人間』として)や感性を伸ばすこと。そしてそのための有効手段は、遊びである」と語られました。豊かな愛情により、子どもたちは自己肯定感を高めます。そして生きる喜びをもって人と関っていきます。
AI、ロボットと、人以外のものとの関係性の中で生きていく私たちの大切な子どもたちを育むには、やはり自然と関りながら遊ぶことが大切。キートスガーデンでは、今後とも遊びに基軸をおいた諸活動を進めていきます。