3月19日(月)、イタリアのスローフード協会本部から来日した食育責任者のヴァレーリア・コメッティさんによる食育指導が行なわれました。
スローフードは1986年にイタリアではじまった運動で、地域の伝統的な食文化と産業を大切にし、これからの質の高い生き方を追求するものです。当時、ファストフードの台頭に危機感を持ったイタリアの人達から今では世界的な活動に広がり、全世界で10万人の会員がいます。
もちろん、贅沢な美食の会ではありません。持続可能な環境重視型の社会の実現を目指した社会運動で、キートスガーデンではその考えに共感し、岐阜県初の支部の事務局をしています。
スローフードの食育は五感を使うもので、子どもたちは匂いや手触りなどを楽しみながら、最後に味を確かめました。その時の様子は、中日新聞さんに取材していただいています。
ビデオはヴァレーリアさんのコメントをスローフードジャパン副会長の石田さんが通訳しているものです。